Demons Roots 三章(後編)【深爪貴族】の感想レビュー

RPG

▼Demons Roots▼

ストーリー

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▲魔法大国マキシマスの攻略から始めていこうと思う。
サラーサの身体の半分が拘束されている国だ。
サラーサの半身は帝国製の設備で繋げられているようで、この鎖を外すことは帝国にしかできない。
そのため、サラーサの半身を回収するよりもまずは、マキシマスの制圧を狙っていくことに。
ガーデモンに連れられ、マキシマス城の屋上から侵入していく。

▲内部に侵入すると物凄い量の本が。
サラーサは精霊を通してここにある方をすべて読んだようだ。恐るべし。
城内では防壁が破壊されたこともあり、多少混乱が起きているようだ。
マキシマス高官にマキシマス王の場所を尋ねると、捜索中であるとのこと。
しかし、最後に王に謁見した者がいるようで、その人は地下牢に幽閉されていて、魔法騎士団の精鋭部隊が守っているとのこと。
サラーサは何かを知っているようだったが、いずれ分かると言って明確な説明はしてくれない。
とにかく、デスポリュカ達は地下に幽閉されている人物に合うため、地下牢に向かうのであった。

▲大量の本が貯蔵されているマキシマス。
その中にはアンジュの故郷である、華の国レイスを陥落するための作戦がまとめられた本や、カリンカの故郷であるプラナの歴史書なども貯蔵されていた。

▲なぜかマキシマス城内にロケットランチャーが飾られていた。
ダイアナの新スキルとなるのだろう。
拝借していく。

▲マーク6についてまとめられた本も発見。

▲道中、サラーサ達魔法装置の半身がある場所の映像を映し出す装置を発見。
久しぶりに自分の半身を見て思いにふけるサラーサの様子を察したのか、空気を読んでここで休憩を取ろうと提案するデスポリュカ。
サラーサが自分の半身を見ていると、そこへ急に裸のデブが現れる。
映像からは分からないが、この男は魔力貯蔵施設に勤めるマキシマスの兵士なのだ。
普段は正装に身を包み、同僚から尊敬を集める立派な男らしい。
しかし、この男の理性は吹き飛んでおり、性欲が暴走してしまったタイミングでたまたまサラーサは映像を見てしまった。
さらに偶然は重なり、その男がもみしだいた尻。それは数万の半身の中から選ばれたサラーサの尻だったのだ。
そのまま男にお尻を犯されてしまうサラーサ。
この状況をデスポリュカに知られると、マキシマス制圧の予定を変更してサラーサを犯している男の始末を優先しかねないと判断したサラーサは必死に犯されている状況を隠す。
更なる怒りを胸に、マキシマス攻略を進めていくサラーサなのであった。

▲ルクルックの歴史書も発見。

▲大魔法牢獄へ進むと、マキシマス騎士団員から地下牢に幽閉されているのはリリィキラーだという話を聞くことができる。
サラーサの精霊を使って、直接リリィキラーと会話してみるのはどうかと、珍しくアンジュから名案が飛び出すも、リリィキラーはデスポリュカ会いに来てくれたらなんでも教えるとのこと。
結局デスポリュカ達はリリィキラーが幽閉されている地下牢まで進むのであった。

▲今回もやっぱりいましたハンナ。
ほんとどこにでも現れる子だなぁ。
でもアイテムを売ってくれるので、とてもありがたい。
というか、普通に仲間になって戦ってほしいのだが。

▲地下の最奥へ進むにつれて、敵も強くなってきた。

▲地下牢の最奥へ到着。
そこには、地下牢を守るマキシマス魔法騎士団たちが。
なんと団長、リリィキラーのファンだとか。
この世で一番リリィキラーに詳しいと叫ぶ団長。何でも聞いてくれなどと宣うので、サラーサ、アンジュ、デスポリュカが色々質問したところ、団長何も答えられず。
結局団長をぶちのめして、リリィキラーに直接話を聞くことになる。

▲牢屋の鍵を手に入れ、殺人鬼が幽閉されている牢屋へ向かう。
しかし、此度の騎士団長との戦いも仕組まれていたような。
サラーサの口ぶりからそんなことを感じざるを得ない。

▲リリィキラーと何度目かの再開。
やはりサラーサはリリィキラーの事まだ苦手の様子。自分の姿のホムンクルスを散々殺されたのだから、当然と言えば当然だが……。
マキシマス王が隠れているという隠し部屋の場所を聞き出そうとするも、リリィキラーはあまり覚えてない様子。
まさかの無駄足かと思われたが、隠し部屋に近づいたら思い出すかもしれないとのことで、、とりあえずリリィキラーを牢屋から連れ出し、マキシマス城の隠し部屋を探すことに。
ファンである魔法騎士団長からの質問で、リリィキラーさんのご年齢は?というのがあったが、リリィキラーさん、ご自分のご年齢も分かっていないようだ。

▲隠し部屋を探していると、リリィキラーが何かを思い出した様子。
ある本を一度取り出して、押し込むことで隠し扉が開く仕掛けだった模様。
無事、マキシマス王がいると思われる隠し扉を発見することに成功した一同。
いざ、隠し部屋へ突入。

▲ついにマキシマス王を発見したデスポリュカ達。
マキシマス王は読書に耽っており、こちらことなど気にも留めていない様子。
サラーサがマキシマス王に魔法攻撃をし、自分たちの存在に気づかせるが、またすぐ読書を始めてしまう。
しばらくしてデスポリュカ達に対して口を開くマキシマス王。
マキシマス王は宣言する。
魔族が征服する最後の国はここマキシマスであり、その後は、魔族の暴走により永久洗脳と産場が稼働し、大陸を蹂躙することになると。
大陸を蹂躙した魔族は、怒りによって団結した人類に滅ぼされて終わるのだと。
なぜマキシマス王は魔族しか知りえない永久洗脳と産場のことを知っているのか。
なぜ、魔族が滅びることを確信しているのか。
全ては「King Exit」という名の本に記されているとマキシマス王は言う。
この本がすべての預言書であり、サラーサもこの本の存在を知っていたようだ。
ちなみに本作Demons Rootsの製作者である紅唯まと氏の前作も「King Exit」という名である。
本作とどのような関連があるのか。
いずれこちらもプレイしていきたいと思う。

▲マキシマス王との戦闘が始まる。
情緒の安定しないマキシマス王にしばらく攻撃を続ける。
マキシマス王のキャラが面白かったので忘れていたが、サラーサにとっては憎むべき相手だったことに戦闘中の会話で気づく。
戦闘中サラーサは秘奥義を会得し、マキシマス王を倒すことに成功するのであった。

▲マキシマス王を倒し、マキシマスを制圧したデスポリュカ達。
これで大陸南部すべては魔族の領土となったが、次は預言書の存在が明るみになった。
この預言書には魔族が滅びる未来が描かれているが、そんなハズはないと、魔族はそこまで愚かではないと、デスポリュカは預言書の未来についてそこまで危機を感じていない様子だった。

▲マキシマスを制圧し、しばしの休暇である。
その後、デスポリュカは預言書に目を通すが、やはり納得がいかないようだ。
産場を管理しているスカサハは、人体実験は行っておらず、人魔などを生み出した成果はないと言っているし、永久洗脳を担当しているクラウラは、失敗したことしか聞いていない。
どう考えても預言書に書かれている未来が起きるとは考えづらいのだ。
念のため、永久洗脳を担当しているクラウラのもとへ進捗を聞きに行こうとボヘロス場の病室へ向かうのであった。

▲部屋を出るとそこには謎のタルが。
もちろんリリィキラーを閉じ込めるためデスポリュカが用意したタルだ。
リリィキラーという名前を聞き、ボヘロス館のメイドもガチビビり。
だが、デスポリュカとメイドの会話を聞くに、このメイドも魔族に心を開きかけているようだ。
なんかうれしい。

▲ボヘロスの館を出ると、ボヘロスの子供たちにデスポリュカの武勇伝を紙芝居にして読み聞かせるハンナの姿が。
少しでも人間が魔族を理解してくれたらと思っての行動らしい。
ハンナ……。いい子!
アンジュからの伝言で、仲間たちと休日を楽しんだら農地に来てほしいとのこと。みんなでピクニックがしたいそうだ。
平和ボケしたアンジュの提案に呆れつつも、他の仲間たちのもとへ向かうのであった。

▲ボヘロス城へ向かうとカリンカとマッチョゴリラが仲良く戯れていた。
あんなに邪険にしていたカリンカと仲良くなっている姿を見ることができて、ちょっと涙腺に来る……。
よかったねカリンカって感じである。

▲ボヘロス城へ入ると、こっそり場内を動くクラウラの姿が。
重症患者なのに病室を出てふらふらしていることにデスポリュカが怒る。
ついでに、預言書に書かれていた永久洗脳の進捗について聞くと、やはり未完成とのこと。
病室へ戻ったクラウラの後を追うように病室へ向かうと、途中小さな干からびたイカの死骸がいくつも転がっている。
これはクラウラが魔族の力になれるように、編み出したちびっこ計画だったが、デスポリュカに早く療養しろと諭され、大人しくなるのであった。
クラウラのベッドの横には、一番初めに仲間として共に戦ったギルハウンドとラダデモンの姿が。
あぁ……。なんか懐かしく感じる……。
二匹とも元気そうでなによりだ。

▲城内の図書館へ向かうとサラーサがルクルックの生徒たちに、真実を伝えていた。
今までルクルックで洗脳のように植え付けられた偏った知識を正していくようだ。

▲トーデイラとザナハリーにも挨拶。
世界征服が順調に進んでいるせいか、みんな心なしか機嫌がよさそうだ。

▲バザーへ行くと酔っぱらったダイアナとマーク6のジョン君の姿が。
ジョン君からマーク6の運営について相談される。
ダイアナはディアブロの手がかりが何もなく、お手上げ状態……らしい。

▲ボヘロスの石碑があった場所へ向かうと、スカサハを発見。
暗黒世界を見つめながら、どうにか残りの魔族を連れ出せないかを考えていたようだ。
また、珍しいことにスカサハがご褒美をくれた。
やはり世界征服が順調だとみんな機嫌がよろしい。

▲一通り仲間の様子を見て回ることができたので、アンジュのもとへ向かうことにする。
アンジュは確か農地にいるとのことだった
農地へ向かうとアンジュはレイス女王と一緒に農作業に勤しんでいた。
アンジュはデスポリュカが共に戦いレイス女王を救ってくれたことに、とても感謝しているようだ。
そしてアンジュからピクニックをしようとの提案をされる。
相変わらずしょうもない提案であると呆れつつも、手料理を振舞う気満々で、満更でもないデスポリュカ。
仲間達が集まり夜のピクニックが始まる。
制圧した大陸を眺めながら仲間達と過ごす、とても平和な夜であった。
とても良い雰囲気でピクニックが終わり、デスポリュカが自室で眠りにつくとき、やはり彼女がやってきた。
毎回恒例のやりとりを終えて一日が終わるのであった。

▲翌朝、外の騒音で目が覚めるデスポリュカ。
メイドによるとボヘロス城内に敵が現れたとのこと。
仲間たちと共にボヘロス城へ向かう。
城へ向かうと城の入口で佇むトーデイラを見つける。
トーデイラによると、ボヘロス場内で療養していた魔族達が発狂したらしい。
状況が飲み込めないデスポリュカに、トーデイラは発狂した魔族を始末するように言い放つ。
魔族を殺すつもりはないが、状況を理解するためにデスポリュカ達は城内へ向かうのであった。

▲城内に入ると発狂した魔族が襲い掛かってきた。
サハギン族の魔族のようだが、デモンの翼が映えているという異様な姿をしていた。
暴走を止めるため、一度倒して大人しくさせるも強力な生命力で自己蘇生してしまう。
何度も攻撃を続け半殺しまで行ったところで大人しくなった。
しかしすぐに自己蘇生をし、襲い掛かってくる。
とどめを刺すしか発狂魔族を止める方法はなく、ついに仲間であった魔族を殺してしまうのであった。トーデイラの話によると、病室の魔族が発狂したと言っていたことをカリンカが思い出す。
病室には一番初めの仲間であるデモンと老犬。そしてクラウラ達が療養している。
彼らの安否を確認するため、病室へ向かう。

▲病室へ向かうとそこにはかつて共に戦った二体の魔族が発狂していた。
デスポリュカの背中を押してくれたデモンと、老犬である。
もう言葉は通じず、戦う事しか道は無いようだ。
青ざめながら説得するデスポリュカだが声は届かず、ついにかつての仲間を手に掛けてしまう。
病室にいるはずのクラウラも見つからず、動揺が収まらないままクラウラを探しに向かうことに。
状況が状況なだけに、ダイアナの提案でリリィキラーにも協力を要請するよう地下牢へ向かう。

▲リリィキラーを仲間に引き入れ、城を出る。
トーデイラによると、「発狂剤」が水路にも投入されており、水中で生活していたサハギン全員が発狂したとのこと。
スカサハの提案で産場に発狂魔族を誘導し、そこで殲滅をすることに。
デスポリュカ達は発狂魔族を殲滅するために産場へ向かう。
道中アンナに会うも、いつものギャク的な会話はなく、シリアスな雰囲気で物語が進む。
アンナが空気読める子でよかった。

▲産場にいるスカサハと合流し、彼から発狂魔族を10体ほど倒してほしいと言われる。
デスポリュカの様子を心配に思い、カリンカが大丈夫かと声を掛けるが、デスポリュカにいつもの冷静さはなく、カリンカに八つ当たりをしてしまう。
昨日までの平和な雰囲気が嘘のように壊れていた。
発狂魔族を10体倒しスカサハに報告する。
スカサハより、発狂剤について話を聞き、過去に葬られた劇薬であることを知る。
なぜ、今になってその発狂剤が蘇ったのか、誰が何のために使ったのか、真相は謎のままである。
スカサハにクラウラの行方を尋ねると、非戦闘区域の水路に逃げ込んだ可能性があるとのこと。
デスポリュカの住まいであるボヘロス館の前に水路があることにカリンカが気づき、そこへ向かう。

▲ボヘロスの館へ向かうと、レイス女王やメイド達が重傷を負って倒れていた。
水の中に潜んでいた発狂魔族が姿を現し襲い掛かってくるが、その姿を見てデスポリュカは気づいてしまう。
この発狂魔族は、デスポリュカ達が探していたクラウラが発狂した姿だと。
発狂したクラウラを庇うデスポリュカだが、そんなデスポリュカをクラウラは攻撃してしまう。
デスポリュカが攻撃された姿を見た仲間たちは、もうクラウラに理性は残っていないと判断し、戦闘する覚悟を固める。
苦痛を感じながら、クラウラとの戦闘が始まる。
残滓だけあり、他の発狂魔族とは比べ物にならない強さを見せるクラウラだが、何とか戦闘に勝利することができた。
そのままクラウラは死んでしまうことになる。
ザナハリーがボヘロスの館へ到着し、発狂魔族の事件が片付いたらボヘロスの王座に集まるように言われる。
今回の事件を起こした犯人を探し出すのだという。

▲ボヘロス王座は見るも無残に崩壊していた。
そこへ集まるデスポリュカと仲間達。
犯人探しが始まる中、トーデイラから非情な言葉が放たれる。
劇薬を使ったのは、デスポリュカの仲間たちの誰かではないか、と。
デスポリュカも信頼している仲間を疑われ、庇おうとするが、残滓や魔族達は疑いの目を向けているようだ。
昨晩のアリバイがないダイアナが発狂剤の犯人ではないかと疑うが、ダイアナには魔族を殺す動機が全くない。
不毛なやり取りが続く中、スカサハが現れ産場を運用する準備が整ったと告げた。
さらに、クラウラの部屋から永久洗脳について書かれた研究書が見つかり、永久洗脳が完成していたことも告げられる。
どちらも禁忌となっている術だが、今回の発狂事件のこともあり、スカサハとザナハリーは人間への報復ができると喜んでいるようだ。
発狂事件の犯人探しに話が戻り、スカサハが自分の前に来るように指示する。
スカサハは脳内を調べることができるため隠し事が一切通用しないのだ。
スカサハの前に並ぶ仲間達を心配そうな目で眺めるデスポリュカ。
脳内を調べた結果、やはりこの中に犯人はいたようだった。
一列に並んだ仲間の一人が一歩後ろに下がり、燭台を倒す。
仲間の皆が心配そうにアンジュの方を見る。
そしてアンジュの口が開き、一言。
頭の中覗けるなんて・・・反則だね
それを聞いたデスポリュカは声にならない声を上げ、それでもまだ信じられないようだった。
アンジュが魔族に発狂剤を使った。
今回の事件の犯人はアンジュだった。
いつもの呑気なアンジュの雰囲気とは打って変わり、心底魔族を恨んでいるように、冷たい言葉を並べていた。
最初の人間の仲間だったアンジュ。
人間の中で一番信頼を寄せていたアンジュ。
デスポリュカの中で何かが変わってしまう。

▲デスポリュカは覚悟を決めたように、スカサハに確認する。
「スカサハ・・・産場はもう動かせるのか?」
「永久洗脳も・・・?」
どちらも運用可能だとスカサハは言う。
デスポリュカはそのやり方を自分に教えるようにスカサハに言った。
その様子を見て、サラーサがカリンカに対し、自分のそばにいるように伝える。
今の状況に戸惑うカリンカ。
サラーサは言う。
・・・もう止められないよ・・・ポリュカは完全に。あちら側になってしまった・・・
きっとポリュカはアンジュを通して人類を信用していた。どんな生命も分け隔てなく愛するアンジュを。それが裏切られたんだ・・・もう人間を信じてもらえない
泣きながら変わってしまったデスポリュカの代わりに仲間に指示を出すサラーサ。
ポリュカが正気だったら、きっと私にこうやって指示する!!だから・・・いなくなってしまったポリュカの代わりをやってんのよこっちはッ!!!

▲デスポリュカは裏切り者のアンジュに伝える。
お前の能天気な笑顔が・・・好きだった。人間と魔族が笑顔で暮らす世界を、お前が描かせてくれたんだ・・・
今は・・・・・・大嫌いだ。そのヘラヘラしたツラが・・・憎くて仕方ない。お前に薬を盛られたクラウラの気持ちが分からないのか?
デスポリュカはアンジュを殺すことを決意し、飛び掛かる。

▲その時、背後からリリィキラーに刃物で身体を貫かれ、拘束される。
動かないでください。心臓の重大な血管のすぐ隣に刃を置いた。私が少し動くだけでポリュカ様は死にます
デスポリュカは困惑する。
お前はこんな時を狙うほど私を殺したかったのかと。
しかしリリィキラーはそれを否定し、自分は約束を守るためにこうしているのだと。
覚えているだろうか。
預言書である「King Exit」の存在が明るみになり、マキシマス王を倒した直後、デスポリュカは言っていた。
「私が人類を滅ぼせなどと言い出したら、リリィキラー!私の心臓をプレゼントしてやるよ!」
と。
リリィキラーはその約束を守ろうとしているようだった。
リリィキラーはデスポリュカに問う。
聞かせてください。私にどうしてほしいですか?ポリュカ様を殺して、魔族をこの世から一人減らしますか?ナイフを抜いて、一緒に人類を滅ぼしますか?
ポリュカ様の望みを教えてください。なんでもします。私は・・・・・・あの時の約束を守るべきですか?
選択肢が現れる。
「約束なんて捨てろ」と「約束をまもれ」の二択だ。

▲おそらく「約束をまもれ」が正しい選択しなのだろう。
しかし、間違った選択肢も見てみたいという事で、まずは「約束なんて捨てろ」を選択してみたいと思う。
もう誰も信用できないデスポリュカ。
スカサハに、永久洗脳など禁忌となっていた術を教えるように急かす。
その様子を見てサラーサはデスポリュカに問う。
私たちも・・・洗脳するの・・・?
デスポリュカは言う。
おまえたち・・・おまえたちだけは・・・
信じたかった・・・ッ
その時何者かが現れ、デスポリュカの首を切り落とし姿をくらませてしまう。
首と胴体が切り離されたデスポリュカを見て、リリィキラー憐れむように、
「お疲れ様でした・・・ポリュカ様」
と告げるのであった。
こちらのルートはやはりBADENDだった模様。
しかし、continue to… King Exitとあるように、前作のゲームであるKing Exitに繋がるルートとなるようだ。
いずれKing Exitもプレイせねば……!
だって、ストーリーが神過ぎて……!!!

▲時を巻き戻し、再度選択肢から。
今度は間違った選択をしないよう「約束をまもれ」を選択する。
デスポリュカは正気に戻り、自分達の選択しようとしていたことは間違っていると告げる。
いやなんだ・・・滅んでほしいものなんてない。誰にも傷ついてほしくない、死んでほしくない
人間が憎いとか、魔族が許せないとか。そんな区切りで命を見たくないんだ・・・・・・本当は
戦いが嫌いなんだ・・・。みんなに生きてほしいんだ・・・・・・私は
このままじゃ多くの命が失われる。せめて止めてくれ・・・・・・私を
そう言って、デスポリュカはリリィキラーに自分を殺すように指示する。
残滓の仲間や人間の仲間が、デスポリュカを殺さないでくれと叫ぶ。
そんな状況でリリィキラーは、
や~めた♪
満場一致で生を望まれている人は、殺せません
と言い、ナイフを抜く。
あとは、ポリュカ様がなんとかしてください。できます・・・よね?
デスポリュカはその場にいる全員に、預言書であるKing Exitの危険性を説き、改めてあれは本物であると伝える。
スカサハはもともと産場や永久洗脳を運用したがっていたため、デスポリュカに一緒に運用を手伝えと言うが、デスポリュカは断る。
魔族が滅びる未来へは進まないと。
我らは・・・歴史の外道をゆこう!
しかし、仲間をたくさん殺された残滓達や魔族はデスポリュカの言葉に納得してない。
彼らを納得させるため、デスポリュカは自分の命を懸ける。
私だけが魔族の未来を叫んでもダメだと。
全員で新たな未来に立ち向かわなくてはならないと。
そのためには私を信じてもらうしかないと。
怒りが収まらないのなら私を殺して、お前たちは滅亡の未来へ行けと。
デスポリュカの覚悟に、心が動かされたのか、はたまた呆れたのか、何はともあれ、この場は収まったようである。
この日、預言書は役目を終えたかのようにデスポリュカの寝室から消えてしまったようだ。
ここから先の事は、誰にもわからない。

▲デスポリュカの治療をしていると、唐突に新キャラ登場。
彼は帝国の王子、ナージェジタと名乗る。
魔族や奴隷の敵である帝国側の人間である。
しかし、訳あって身分を失っているとのこと。
また、女装にも理由があるとのこと。
なかなか情報量の多い新キャラである。
どうやらこの騒動を狙って、敵が城の周辺に集まっているという情報をナージェジタから聞く。
発狂魔族の討伐で心も体もボロボロなのに、また戦闘が始まりそう……。

▲城から外へ出ると、やはり人間の舞台が潜んでおり、ボヘロス城の裏城門を目指して接近しているとの報告を受ける。
敵は何者なのかとナージェジタに問うと、自分と同じく帝国に吐き捨てられた者たちという答えが返ってきた。
カリンカが心配そうに、
「ポリュカはもう・・・。もとどおりで・・・いいの?いつもの・・・ポリュカなの?」
とデスポリュカに聞いてくる。
デスポリュカはカリンカへの謝罪と共に、また力を貸してくれるか?という問う。
カリンカはいつもの調子で、デスポリュカに力を貸してくれるようだ。
サラーサとダイアナにも同様に謝罪する。
アンジュについてはじっくり話をするため、今は地下牢に入ってもらっているようだ。
再び結束を取り戻したデスポリュカ達は、それぞれの役割を果たすため、敵との戦いに出向くのであった。
デスポリュカは自分の側で戦う様、リリィキラーに指示を出す。
もしかしたら、デスポリュカの中で今一番信用している人間はリリィキラーなのかもしれない。

▲帝国側の暗殺部隊と対峙。
デスポリュカとリリィキラー二人で次々と敵の戦力を削っていく。
そこへナージェジタも参戦。一緒に戦ってくれるようだ。
次々と現れる暗殺者に、疲れが見え始めるデスポリュカ達。
そこへ、あの男が姿を現す。
待たせたな・・・小娘!
その声は、もう戦えないと思われていたメビアスだった。
しかも、騎士団長の意思もあるという完全に精神が同居している状態での復活となった。
メビアスも、騎士団長も、先ほどのデスポリュカの言葉に心を動かされたようだった。
改めてメビアスが仲間に加わり、四人で敵を殲滅していく。

▲暗殺部隊リーダーと対峙。
仮面をしていて表情は分からない。
ナージェジタとメビアスの激しい攻撃に、暗殺部隊リーダーにも焦りが見える。
メビアスの攻撃で、暗殺部隊リーダーの仮面が割れ、ついに顔がはっきりする。
なんと暗殺部隊のリーダーは、あのドレミファッキングダムの支配人だった。
流石にびっくり。
そのまま暗殺部隊リーダーは逃走。
残った暗殺部隊は自決か逃走を図った模様。
いろんな問題が山積みだが、一旦この場は落ち着いた。
全員疲れ切っていることもあり、ひとまず身体を休めるためこの場は解散するのだった。

▲翌日、仲間たちがボヘロスの館に集まっていた。
アンジュの様子を見に行ったデスポリュカが、仲間達へ状況を伝える。
アンジュは何も話さず目も合わせない様子。
今や魔族が嫌っている人間ランキング第一位がアンジュということで、魔族に殺されないようにするためにも、しばらくは地下牢に入ってもらうしかないようだ。
平和を尊ぶレイス騎士が暗躍して、あれほどまでの悲劇を起こすとは……と、騎士団長も驚いていた。
そして騎士団長の寒いギャクと共に、改めてメビアスが仲間に加わった。
次の行動だが、ドレミファッキングダムへ向かいことになるそうだ。
理由は言わずもがな、暗殺部隊リーダーが、ドレミファッキングダムの支配人だったからに他ならない。
準備を整えて、ドレミファッキングダムに向かうのであった。

▲ドレミファッキングダムに着くと、他のアクターとは違うアクターがデスポリュカ達を待っていた。
彼女曰く、自分は王直属のアクター。超アクターだそうだ。
超アクターはボヘロスを襲った集団の中にドレミファッキングダムの人間が居たことを謝罪し、王様も直接謝罪をしたがっていると伝える。
王様へ会うため超アクターに連れられ、広場で待たされる。
なぜ王様に会うのに謁見室ではなく広場なのかというデスポリュカの疑問はすぐに解消されることになる。
大地が揺れ、どでかいモンスターが姿を現す。
彼は超獣。
このドレミファッキングダムの王である「超獣ファ」なのだと超アクターは言う。
いろんな超獣がいるんだなぁ……。
超アクターの通訳を通して超獣ファが謝罪を述べる。
傍から見たら、超アクターの一人芝居だが……。
ドレミファッキングダムでは何のために精霊石を集めているのか。サラーサのきつい言葉ときつい追及に超獣ファは泣かされてしまうが、ちゃんと理由があるようだ。
超獣ファは、精霊石を媒体に「ひきよせ」の特殊能力を使えるのだという。
そして、精霊石の中には超超レアな「幻の精霊石」が存在し、それを媒体にすることで大陸の外の遥か彼方、いまだ誰も到達していない未知の世界からでも生命を引き寄せることができるのだという。
仲間が一人もいない超獣ファは、存在するかも分からない仲間を引き寄せるために精霊石を集めてるという事だった。
理由を知ったデスポリュカは超獣ファに、仲間探しを手伝わせてほしいと申し出る。
これにも超獣ファは嬉しくて泣いてしまう。
一連のやり取りを通して、超獣の王は魔族発狂に関わるほど器用ではなく、警戒する必要はないとデスポリュカは判断した。
支配人の職場が残っているというので、超アクターに案内してもらい手がかりを探しに向かう。

▲支配人の職場へ到着。
部屋を探し回ってみるが、何も手掛かりは残されていない様子。
しかし、この職場の作りに疑問を覚えたデスポリュカが1階の隠し部屋を発見する。
隠し部屋には支配人のヤバイ情報がボロボロ見つかり、その中にはなんとアンジュが支配人に手籠めにされている映像まで見つかった。
映像の中のアンジュは少し様子が変だった。
映像だけでは、支配人とアンジュの関係は分からないが、繋がりを見つけることができた。
次は大陸中を徹底的に洗い、支配人を見つけ出すことに専念する。
デスポリュカの仲間達もそれぞれ情報収集に向かうようだ。
時が流れ、魔族発狂から数か月経ち、ボヘロスの修復が完了した頃、デスポリュカの元へ有力な情報が届く。

エッチシーン

まとめ

アンジュの裏切りの真相、ドレミファッキングダムの支配人との繋がり、謎と傷を抱えたまま物語は進んで行く。
次回、第四章。

▼Demons Roots▼

関連作品

▼Demons Roots -SoundTrack-▼

▼King Exit▼

▼一日射精管理▼

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